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ホルモンバランスに関係する脱毛症

女性が疾病する脱毛症にはさまざまな種類がありますが、その中でも「びまん性脱毛症」、「女性男性型脱毛症(FAGA)」、「分娩後脱毛症」の3つの脱毛症には女性ホルモンが大きく影響しています。脱毛症と女性ホルモンの関係や、それぞれの脱毛症についてご紹介しましょう。

女性ホルモンと脱毛症の関係とは?

女性だから男性のように脱毛しないと考えておられる方もおられますが、薄毛や抜け毛に悩みを持つ女性は年々増えています。特に多いのが40代になってからの薄毛ですが、その中にはホルモンバランスの乱れによって薄毛が進行するケースも少なくありません。女性ホルモンの中でも有名なのは卵胞ホルモンと呼ばれる「エストロゲン」と黄体ホルモンと呼ばれる「プロゲステロン」ですが、頭髪の成長に影響を与えているのは前者のエストロゲンだといわれています。

ホルモンバランスが原因となる脱毛症

それでは、ホルモンバランスの乱れを原因とした脱毛症にはどのようなものがあるのでしょうか。

びまん性脱毛症

  • 男性の脱毛症のように脱毛範囲が広がるのではなく、髪が全体的に薄くなり、頭頂部の頭皮が透けるように見える脱毛症。髪だけでなく全身の体毛まで薄くなるという特徴もあります。
  • 女性ホルモン分泌量の低下が原因。更年期の女性に多く見られますが、ストレスや無理なダイエットにより30代の女性でも発症するケースも。

FAGA(女性男性型脱毛症)

  • 全国に1,200万人いると言われているAGA(男性型脱毛症)の症状が女性に表れてしまう脱毛症で、FAGA(女性男性型脱毛症)と呼ばれます。男性のように髪が無くなることはありませんが、主に頭頂部から全体的に薄くなるようにして進行し、髪がやせ細ってハリやコシが失われてしまうのが特徴です。
  • 女性ホルモンの分泌量が低下して男性ホルモンが優位になることが原因。ストレスや無理なダイエット、生活習慣の乱れによって発症するケースも見られます。

分娩後脱毛症

  • 出産後に見られる脱毛症で、髪の毛がやせ細ったり抜け毛が増えたりする症状。半年から1年程度で回復する一時的な症状です。
  • 妊娠中は女性ホルモンの分泌量が増加しますが、出産を後えると元の状態に戻ることが原因。妊娠中に比べると女性ホルモンの分泌量が減少するため、一時的に脱毛してしまいます。

ホルモンバランスが原因の脱毛症は
どうやって治せばいい?

ホルモンバランスが関係する脱毛症には、びまん性脱毛症とFAGAのように、自分で判断することが難しいものがありますので、「おかしいな」と思ったら早めに専門医の診察を受けることが大切。自己流の治療法では逆に症状を進行させることにもなりかねませんので、専門医の指示に従って治療をすすめるようにしましょう。一時的な脱毛である分娩後脱毛症でも、場合によっては長引く場合もありますので、気になるようでしたら専門医の診察を受けることをオススメします。

髪と頭皮のために自分でできることは、規則正しい生活習慣や食生活をおくるように心がけること。そしてできるだけストレスを溜め込まないようにし、正しいヘアケアや無理なダイエットなど、身体に負担がかからないように気を付けてホルモンバランスを正常に戻すことが大切です。女性はホルモンバランスの影響が身体に表れやすいので、普段から心身ともに健康で過ごすように心がけましょう。

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